ランチジャー 象印 ZOJIRUSHI SL-GF18-BA 詳細レポ1

ZOJIRUSHI ステンレスランチジャーお・べ・ん・と 【茶碗約3杯分】 SL-GF18-BA ブラック


こちらの記事で書いた「菜入れ(おかず容器)は保温対象外」の件です。実はこれについて、メーカーさんが言いたくても言えないアピールポイントがあるような気がするんです。大人の事情というヤツでしょうか?
ランチジャーが一番活躍する今の季節に使えば、上手に常温キープをしてくれている感じなのです。最近多い「自然解凍OK」の冷凍食品も、朝に詰めて昼に美味しく食べられます。普通の弁当箱だと、この季節にはちょっと厳しい事がありました。気温10度以下だと冷蔵庫と変わらない温度ですからね。


構造は一言で言えば精密感のあるタッパーです。もちろん、AG+抗菌加工 [試験項目:JIS Z2801に基づき抗菌効果を確認済み 試験結果:99.9%の抗菌効果 試験番号(0803-8109)] なので色々と安心です。容器本体は電子レンジ対応で、熱湯消毒などもラクチン。サイズは直径11cmで深さは5cm程度(容量400cc)。大きめのカラアゲなんかも潰れず入るサイズ。


温度の事は私も不思議に思っていたのでキッチン用のデジタル温度計を買ってテストしてみました。いつものように、容器を熱湯予熱し(保温ケース部満湯で1500ccほど)、炊き立て御飯を入れ、最下部に熱い味噌汁を入れてテスト。(というか、休日の昼御飯をお弁当にしただけなんですがw)
色々と秘密があるらしい御飯容器のフタが分厚い断熱層になっていて、菜入れはその下の保温層から遮断されています。ここがポイントらしく、20度くらいをキープしてくれている感があります。

型番で検索して記事を読んでくれている方が多いようですし、私も不思議に思っていたので実データをとってみたわけです。お役に立てれば、It's my pleasure!
放置した室温は13度前後、時間は5時間です。朝7時に詰めて昼12時に食べる想定時間。結論から言うと、想像通りでした。
コンビニ弁当に絶対に入っていない彩り系生野菜がお昼にもシャンとしています。なので茶色一色の弁当になりません。


今回は粗熱をとったフライ系とショウガ焼き、青菜、刻みキャベツ(下に敷き詰めている、どうしてなのかについては別記事にしたいと思います)、レモンを詰めてみましたが非常に美味しく食べられる状態で5時間後を迎えられました。食感もシャキシャキしていて良い感じ。もちろん、見た目もシナシナになったりしていません。温度計測はメンチの中心部を測定しましたが、20度→22度でした。たぶん絶妙の温度カーブ。このあとは下がる一方のはずでしょうから。もちろん、暖か御飯、味噌汁はそのまま口にするとヤケドしちゃう温度をキープしてくれていました。


↑詰めた時

↑5時間後


使用したデジタル温度計ですが、50度洗いブームが沈静化したせいか格安になっていて嬉しい限り。



DRETEC 防滴クッキング温度計 ホワイト O-207WT


マイナス30度〜250度を測れて、防滴なのでキッチンでは天下無敵の温度計です!